低体温は、大人特有の症状ではありません。幼児期の子どもが低体温になる可能性も、十分考えられるためです。近年、10歳以下の子どもの低体温体質が問題になっています。しかも低体温にとどまらず、低血圧も併発しているそうです。低体温と低血圧の原因は、根本的には同じと言われています。幼児の低体温は生活リズムの乱れがもととなり、発生しているようです。
また、朝食を摂らないことも要因の一つ。こうした状況が重なることで、体温をうまくコントロールできる身体が育たないのだそうです。栄養補給から運動、そして休養というサイクルを円滑にすることが、低体温解消に欠かせないと感じます。低体温は体温の調節機能が働かない状況で発生しますので、この働きの改善が求められるでしょう。たとえば外気に触れながら活動的な遊びをすることで、筋肉が熱を生み出してくれます。そうすることで、一般的な平熱である36~37℃を維持できる身体になるのです。運動ばかりでなく、睡眠時間を確保することも忘れてはなりません。昼間に身体を動かし、夜はたっぷりと眠る。
こうしたことを実践すれば、幼児期にふさわしい生活リズムが身につくことでしょう。近年、低体温の幼児の問題に立ち向かうべく、食事・運動・休養のバランスに気を配っている幼稚園や保育所が増えているのだそうです。幼児の低体温防止は、周囲の大人の役割だと考えておくべきでしょう。特に両親が生活リズムのバランスを考慮しなければ、子どもが低体温にかかるリスクはいつまでも残ってしまいます。ぜひともお子様の生活環境を整え、低体温や低血圧を防いであげてください。