日々ダイエットに勤しんでいるにも関わらず、全く効果が出ないと悩んでいる方は、身体に何らかの不調をきたしている可能性があります。たとえば手足に冷えを感じる、生理不順に陥っているということが挙げられるでしょう。その中でも、低体温と痩せにくい体質は密接に結びついているようです。“痩せの大食い”という言葉などもありますが、食事量だけでなく体質自体にも注目をすべきだと感じます。人間は、生命維持のために体内で熱を作り出す必要があります。そして体温を維持する上で、基礎代謝が必要になります。
低体温の方が痩せにくい体質なのは、基礎代謝が活発に行われていないことが大きな原因となっているのです。低体温症の方は、身体の中の内臓まで冷えきってしまっています。内臓機能の低下は消化の働きを悪くすることにつながりますので、代謝の活発化は望めません。また、代謝が悪くなることでエネルギーを作る働きまでも衰えさせてしまいます。そうなると本来使われるはずの脂肪が蓄積されるだけという状況に陥ってしまうのです。ちなみに、代謝は人間の体内にある酵素によって行われます。酵素がもっとも活性化する温度は36~37℃付近。健康な方の平熱であれば、問題なく代謝が行われています。
ところが、低体温の方の場合は代謝の機能がうまく働いていないようです。というのも、体温が1℃下がると基礎代謝が12%低下すると考えられているためです。このデータから、低体温が痩せない体質を生み出すということをご理解いただけたはず。効果のないダイエットを続けるよりも、まずは低体温の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。